2012年5月2日水曜日

SONY α57 実機見てきました

せっかく仕事が昼上がりだというのに雨で撮影にも行けないので、近くの電気屋にαシリーズの最新型α57の実機を見に行ってきました。
一応α65の下位モデルという位置付けのモデルのようで画素数をα77、65の24MPから16MPに落とした代わりにテレコン連写や超解像ズーム、オートポートレート(?)などのいろんな新機能を満載しているようです。
が、個人的に一番気になる点は2つ。
一番はやはり画素数を抑えた事による高感度画質の向上。
そしてもう1つが下位モデルって事でデチューンされα55搭載のモノの改良型になったEVFのデキです。
この2つの点をチェックしてきました。

まずは外観ですがボディは基本的に共通なので外観での差異はほとんどなし
FinePix F300EXR

右から見ても
FinePix F300EXR

左から見ても
FinePix F300EXR

後ろから見てもソックリ
FinePix F300EXR
右肩の一番右のボタンのプリントが違うくらい?

高感度ノイズ耐性からについては16MPって事で搭載されるセンサーは高感度番長と言われるNEX-5NやPENTAX K-5とおそらく同じセンサーの改良型だと思われます。 (確証はありませんのであしからず)
なのでこの2機種と同等くらいは期待したいところですがNEX-5NやPENTAX K-5についてはよく知りませんし透過ミラーの関係もあるので難しいかな?
せめてα77、65(NEX-7)は完全に凌駕していてくれないと全く意味がありません。
で、ちょうどα65とα57が隣り合わせで展示されていたので店員さんに許可を貰って双方試写させていただきました。
撮影条件は双方キットレンズ(DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)広角端でカメラの設定は初期設定、Aモード絞り開放、AFセンター固定(K-5のレンズに付いてるタグに合わせました)でISO感度変えながらの撮影です。
※出来るだけ同条件を心掛けましたが展示位置の関係からα65の方が少し距離が離れてますし合焦位置も少し手前になってしまいました(^_^;)

ISO100(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

等倍切り出し(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

ISO400(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

等倍切り出し(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

ISO800(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

等倍切り出し(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

ISO1600(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

等倍切り出し(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

ISO3200(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

等倍切り出し(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

ISO6400(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

等倍切り出し(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

ISO16000(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65

等倍切り出し(上:α57 下:α65)
DT18-55mm+α57
DT18-55mm+α65
う~んどうでしょう?
感じ方は人それぞれだと思いますが個人的には「画素数少ないとやっぱ高感度に強いなぁ~」って感じる程の差を感じられず「なんかちょっとマシかな?」って程度なんですけど。。。
まぁ逆もしかりで「画素数多いとさすがに解像度高いね~」とも感じないですね。
一番の違いは画素数の差からくる等倍切り出しでのトリミング量の違いで、α65の方が距離が離れていたのに等倍切り出しでは画角が逆転しています。
だからと言ってトリミング耐性が高いってワケではなく実用的なのは良くてISO800まででしょうか。
基本的には高感度では低画素のα57、低感度では高画素のα65って図式でOKだと思いますが
「低画素のα57に高感度のノイズ耐性、高画素のα65に高解像度」
そのどちらも過度の期待は持たない方が良いかもしれません。

そしてもぅ一つの気になる点のEVFについてはα55からの進化はあまり感じられずα77、65搭載のモノと比べると残念ながらかなり見劣りのするモノでした。
これはMF(デジボーグ等)で使用する場合において大きなマイナスと言わざるえないです。
勿論、通常使用においてもEVFの性能は重要な部分なので下らない新機能は全て無くしてでもEVFは手を抜いて欲しくなかったところです。
現状の価格は格上のα65より高値なので高感度ノイズを最重要視する人でもない限り明らかにα65の方が買い得感が高いように思います。


NEXのアダプターは30000円くらいするしα65だとNEX-7とセンサー同じになってしまうので価格が底値付近(レンズキット50000円切りくらいかな?)になったらAマウントのレンズ(300㎜ズーム)を使用するのに購入検討するかもしれません。
でも軽量コンパクトフェチの自分にとってはやっぱα55の小ささ軽さが魅力的なのでα57の発売によってα55の中古価格が下がってくれる方が嬉しいかも。

2 件のコメント:

  1. 面白いレポートを、ありがとうございました。
    α65ユーザとして大変興味深く拝見させていただきました(^o^)/
    しかし、菊銀さん撮影が上手ですよね!
    yoshikは、α65の時試写失敗して懲りてしまいましたが・・・
    結果は、想定内と言ったところですかね。
    まあ、しょうがないですね。

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    1. 300mm望遠ズームレンズの使用にAマウントのカメラはそのうち欲しいって思ってるのでα57は自分もとても興味あったんです。

      撮影上手ってオートでカメラまかせなんですけど(^_^;)
      画質についてはアップした画像は縮小されちゃってますから参考程度にしかならないと思いますが、
      原画での印象は
      ISO800以下はα65の方がやっぱ綺麗です。
      それ以上はα57の方がちょびっとノイズが少ないって感じですね。
      自分の場合は高感度ノイズ耐性よりも低感度での最高画質の方を重視しますしやっぱα65の画の方が好みです。

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